◎刊行:『東洋史訪』28号(2021年5月)

 新たな年度となりましたが、コロナ感染の拡大が続いており、社会全体が厳しい状況におかれています。会員の皆様には日々十分にお気をつけ頂きお過ごしいただきたく存じます。
 さて、史訪会会誌「東洋史訪」第28号が完成いたしました。今回は研究論文3本、研究ノート2本、翻訳ほ紹介1本を掲載することができました。玉稿をお寄せ下さった会員の皆様、編集作業に尽力下さった方々に感謝申し上げます。感染症による閉塞した状況の中、資料収集や調査、フィールドワークなど研究に必要な活動も十分に行えないことも多いですが、こうした状況だからこそできることを探しながら地道な作業を継続することが重要と考えます。年1回の発行ではありますが、今後も会員各位の研鑽や発表の場としてご活用いただければ幸いです。 今後とも宜しくお願いいたします。(史訪会会長 斎藤尚史)